1000do✖️gun

都内に生息するラッパーのぼやけた日常です

ンープ


今日は友達と家で作業をし、終わった頃「なんかこの辺風俗多くね?」という話に。

たまには遊ぶか!と、家の向かいにある無料案内所へ!


威勢の良いおじさんに「どうぞ!」と言われ入店。

テーブルが2つほど、あとはなにもないあまりに殺風景な店内にびっくりしてると

「うちは優良店しか選ばないんです。以前、お客さんからキャバクラでのぼったくりの報告を受けてから、そういう店は提携しないようにうちからポスター全部剥がしました。残ったのがこれらの店です笑」と、指さした先の隅に3枚くらいキャバクラのポスターが貼ってありました。あとは一面真っ白な壁。あたま。


俺がソープに行ったことがないことを告げると、この辺は関東最大の風俗街だから良い店いっぱいありますよ!と色々教えてくれました。

オススメされたお店の方が迎えにきます。


3分ほど歩き、入店!


ワクワク!


店内に入るとパネルを何枚か出されたので友達とせーので指さして正反対の見た目の子をそれぞれ指名!仲良くなる人はだいたい好みが逆だったりする。


そして番号札を持ち、待合ルームのような場所へ!


正直ここが一番楽しかった。


晦日、田舎へ帰る時のバスターミナルのような、または初めて行く国外旅行の飛行機を待っているとき未開の地を思い浮かべているようなハラハラした感じ。


SHISHAMOに君と夏フェスって曲があるけど、今なら友とソープランドって曲が書けそうだ。なんて思っていると友達に「あれ本当にタイプだった?」と聞かれる。

わからなかった。なんでもよかった。精肉みたく外見は似たり寄ったりで、あとは実際にその生身に触れた時にどこに良さを感じるか、それにかけるのも一つの楽しみだと思ったからだ。知らんけど。


そうこうしてると○○番でお待ちのお客様ー!と呼ばれ通路に案内される。そしてエレベーターが開き、中にいた女性が会釈。


こんにちはー😃


顔は、、!!!見なかったことにしよう!


しかし体型はかなりムッチリしていて好みだ!


そして部屋に入り軽く会話をし、これからだという時、、、


夢が終わるような、シャッターが降りるようなタイマーがなるような、蛍の光が流れるような、鈍い終焉の音が頭に響いたような気がした。急に現実に戻されたのだ。


さっきまでのワクワク感を経て、さぁこれから!!というその時に、エンドロールが流れた。同時に宇多田ヒカルの声で「初めてのフーゾクはなんてことは無かったわ」と聞こえた気がした。


だらだらソープを調べた俺の部屋、真っ白な案内所、黒服のお兄さん、パネル、待合室、走馬灯のように頭をかけめぐった。


そこから先はなにもかも味気なく感じた。

良くも悪くもなかった。まるで仕事から帰宅しシャワーを浴びて淡々と頭を洗い流すような無の時間のようなものが続いていた。


性の喜びは思うよりも虚しく、しかし反対に未知のものに足を踏み入れる過程に胸がときめくのだと再確認できた。


「なんかこの辺風俗多くね?」


ささいな思いつきで、性を探しに飛び出した僕らのように、気まぐれな風向きで生まれる出会い、命、愛、憎悪が人の数だけ絡まって続いている世の中という歪な渦の中を、一瞬の太陽のように自らを燃やして、生きるのだ





ヲラヲラ


最近、友達との話題で気に自分を振り返ってみたところ、オラついてたことに気付きました


ノロノロして逃げ腰な女の同僚、最初は笑って優しく接していましたがキツい口調でハッキリ物を突きつけるような口調にになってました(ノロノロしてるやつを見ると蹴りたくなるあの現象です)


これじゃあヒールをカタカタならしてキャミソールから肩やへそ、乳首を出し、5秒に1回程髪をかきあげる仕草をしてキツい香水を漂わせるあの繁華街とかにいる気の強そうな女と同じじゃないか、 そう僕は思いました、


ふと側にあった鏡をみたら両肩は耳たぶの辺りまで盛り上がり、触ってみると、山梨の吉田うどんくらい硬かったです。


自分が強くなることと他人に厳しくなることは関係ないですね。反省会ですね、これは


知らない間に都会の真ん中でオラつくようになってた自分を一回ステンレスフライパンで殴りたいです


人には優しくありたいものです